ご挨拶
“生きている記憶(過去・知識)と生きている予測(未来・ビジョン)”
新しい社会の幕明けの2006年を迎えました。工業社会の原則や価値観はすでに破綻し、人の脳にある数十億の神経細胞が持つ、ネットワーキング能力を中心とする知識社会への変革です。‘過去に経験、記憶した知識’と‘未来を予測するためのビジョン’を、現実の行動の中で創造的に対話させることが、キーポイントとなります。創造的な知識とビジョンのネットワーク化に欠かせないものは、ハードディスク上のビットやバイトの蓄積ではなく、人との縁を大切にする≪信頼と誠実と尊敬≫に導かれた、人間同士の対等な関係の構築に他なりません。環境が激変する時には、人は多くの迷いが生じます。そのような時、自分の判断の基準を、自分以外の全ての人々にとって有用なことか?その人達の幸福に役立つか?という点に求めることが大切だと思います。
2006年 1月 吉日
吉田篤生会計事務所
所長 吉田篤生