YOSHIDA ATSUO ACCOUNTING OFFICE

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ご挨拶

 なにやら、ここに来て、時代がバタバタしてきたような気がします。時代というものを、もし100万トンを越える巨大なタンカーに例えるとするならば、10年前に方向転換した舵がやっと効きはじめて、船首の向きが『新しい時代の景色』へ方向転換し終えた、という感じではないでしょうか。舵は、確かに、10年前に『新しい時代』へきられていたのですが、時代という巨大なタンカーの常として、ゆき足があるため、船首の先に見える景色は、相変わらず『見慣れた時代の景色』だったのです。
 かのP.F.ドラッカーは、彼の著書である「新しい現実」で、このような時代を見事に言い当てていた。「歴史にも境界がある。しかし、その境界(新しい時代の景色)は目立つこともなく、その時点(舵がきられたとき)では、特に気付かれることもない。だが、ひとたび越えてしまえば社会的、政治的な風景が変わり、気候が変わる、そして、言葉さえも変わる」と述べている。
 自衛隊がイラクのサマワへ派遣され、経世会は会長不在のままである。ネット関連企業が、次々にプロ野球に参画している。時代は変わったのである。それも変わって久しいのである。『新しい時代の景色』が、突然あらわれた、といってあわてふためくことは、したくないものである。

2004年 12月 吉日

吉田篤生会計事務所
所長 吉田篤生

新年度のご挨拶

 新年度がスタートしました。各種法律の改正等が急速に進んでいます。すべては次の時代への転換のために必要な法律改正ではあるのですが、問題の根はここにあります。次の時代への転換を望まない人たちもいます。彼らにとっては各種法律の改正は不要であり、逆に、次の時代への転換を望む人たちには、各種法律の改正は不可欠であるという事実です。守旧派と改革派の2つの相反する「様」が渾然一体化している時代なのです。
 公文俊平氏は、「長期波動で読む再生のダイナミズムによる60年長期波動説」を唱えています。1945年の終戦を底値への終着点とした場合、2005年が天井値への出発点になるという。「企業30年寿命説」も、考えてみればTOP企業に駆け上がるための30年と、終息、もしくは事業転換を試みるための30年と、併せて60年周期で捉えることが大切な気がします。
 果たして1945年からの15年間、そして1960年からの15年間に、社会の何が変わったか?模索の15年、混乱の15年、改革の15年、発展の15年、そして再び、模索、混乱、改革、発展・・・、と時代は巡ります。問題は一つだけ。経営者の皆様が、いま、おやりになられている事業が、いったい「どの時代(位置)にあるか」という認識です。多くの答えは過去にあり、そして未来に反映されます。しかし、現実は「今」でしかないのです。

2004年4月吉日
 
吉田篤生会計事務所
所長 吉田篤生

ホームページ開設のご挨拶

 初めまして、この度、私たち吉田篤生会計事務所は新しくホームページを開設することにしました。考えてみれば、高度情報化社会と呼ばれるようになってから、はや10数年。年月の流れは、それこそ「光陰矢のごとし」以上の速さです。ときには、その速さに目が眩む思いであります。
 この10数年間、私は時代の流れを、行く先を注意深く見守ってきたつもりです。この高度情報化社会において、職業会計人としてどのように対応していけばいいのだろうかその一つの結論が、アクションが、ホームページによる情報発信でした。いちど開設したホームページは、あたかも生き物としての振る舞いを見せ、日々、更新し続けなければならないという宿命が前提です。どこまで更新し続けることができるか・・・。その継続と革新こそを、私たちの慣いとして、努力していく所存です。
 既関与先の皆様におかれましては、今まで以上の情報を、このホームページより発信して参りますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

2003年12月吉日

吉田篤生会計事務所
所長 吉田篤生